宇宙の待合室を探して

神経症、パニック発作、HSP、下痢体質を抱えながらもこの世界で生きる1人の人間の記録です。

慢性的な下痢気味 腸内フローラ検査を受けてみた(結果発表) その3

 この記事はその1,2をお読みになることをおすすめします。

結果がどうだったかだけ気になる方はそのままどうぞ

※個人特定を避けるため具体的な数値等は伏せております。

 

最初にマイキンソーのPro版を受けるかは人によると思いました。

自分は受けてよかったなと思っています。

受けるべきだと思うのは、

・腸内フローラの状態を数値や科学的な結果で評価したい

・今自分の対処法が有効かしりたい

人です。漠然と症状から現状を推測して、無駄な出費を抑えるという意味が大きかったと思います。なので、逆にお腹の調子に大きな悩みがなく、たまに気になる程度の人はAmazonで通常版10000円程度で受けられるので十分だと思います。

 

 

 

 毎朝トイレに駆け込むような下痢体質改善の何かヒントにならないかということで受けたマイキンソーの腸内フローラ検査ですが、1.5か月かかるところが、結果的に1か月程度で結果が出ました。

診断結果は、キットを受け取った病院へ受け取りに行きます。

結果的には標準的ということで、良くも悪くもないという診断結果でした。

異常なしというのは慢性不全を持つ人的には逆に悪い結果のような気もしますが、自分の場合は腸内フローラが悪いと思い込んでいたので、このことから、無駄なサプリメントを買わないようにできるのは大きいと思いました。

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総合評価C(5段階評価A~E)で、大腸検査の必要はないが、長寿菌が少ないということでした。

長寿菌とはその名の通り、長生きする方に多い菌のようですが、ビフィズス菌などがありそれが少ないらしいです。

 

評価の内訳が次ページに続きます。

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ここでは自分が保有する菌の割合が出ており、数値で理解できます。この表とグラフから自分は平均よりもビフィズス菌が少ないことがわかりました。

 

続いて腸内フローラの詳細です。

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各菌の基準値と自分の数値が比較でき、改善余地ありだと黄色が付きます。

また、各菌の説明もあるので自分の症状と照らし合わせて何を優先して改善するか

検討はできそうです。ここでもビフィズス菌が足りてないことがわかりました。

 

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腸内細菌以外も口腔とダイエットについての数値も出ていました。自分の場合、それらは気にしておらず、ひっかかる数値も出ていないため参考程度にしました。

 

最後に出た結果に対してどう対処するかということで食生活の改善の項目になります。

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自分の場合、検便とともに送った質問票の内容が表になっており、アレルギーとして牛乳と小麦が挙げられています。

 

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前頁と合わせて今回の診断結果と質問表を総合した改善案が表示されています。

今回は根菜、玄米、果物の摂取をおすすめされています。これらは確かにあまり意識して摂取はしていなかったので、新たな発見ではありました。

 

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最後にアドバイザーからの生活改善のコメントがあり、診断結果は以上になります。

コメントの内容としては、足りない菌を補うため、牛乳やキムチや玉ねぎを摂取すると良いとありましたが、自分は、FODMAP食が有効だったことがあり、経験的にこれらの食べ物を食べるとすぐに下痢をしていたので、正直思ったよりもこのアドバイスは取り入れられないなと思いました。

 

各ページの詳細や説明は別紙がついていたので、専門用語もある程度は理解できるようになっていました。

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【感想】

全体として通常版よりも詳細な数値と微細な項目分けをしているので、本気で症状に悩んでいる人は、中途半端な結果でモヤモヤするよりも結果を出し切ること自体が悩みにはいいのかなと思いました。

正直今回の検査の結果自体は下痢の改善には直結しないので、すぐに役にはたたないなと思いました。また、内科での受診を受けられるので相談自体はできますが、受けた病院の担当者があまり下痢自体には詳しくなかった(医学の範疇外)ので、相談して気は楽になっても、具体的な対処には結びつかなかったので、内科での受診が必要だったかは、自分の場合微妙でした。20000円が高いか安いかはわかりませんが、やはり期待してしまうのはこれでなにか希望が見えるということです。確かに漠然としていた腸の状態が数値でわかったことは大きいとは思っています。なので、これは現状を知るにとどめて、対処の方向性を定めて、無駄な出費を抑えるようにつかえば有効だと思いました。